7/17(日)環境省土佐清水自然保護官事務所のイベントに協力し、三崎川で自然観察会「水辺の生きもの探し〜川と海のであう場所」を開催しました。
まず座学として「川の生きものクイズ」を実施。3つの中から正解だと思うものを選んで、指で示してもらいました。子どもたちが次第に盛り上がってくる。
魚類やエビカニ類の基礎知識を吸収したあとは、ライフジャケットをつけて川に入ります。環境省土佐清水の尾崎絵美さん(レンジャー)と新堀麻子さん(アクティブレンジャー) がテキパキと説明。
川に入ると、やっぱり楽しいよね。子どもたちは大はしゃぎ。大人もつられてテンションが上がる。
3箇所の異なるマイクロハビタット(微生息場所)にしかけた網をあげて、それぞれ別の水槽に入れて観察開始。子どもたちの食いつきが素晴らしい。すぐ近くなのに採集生物相はずいぶん違う。
ボウズハゼ・カワアナゴ・ヌマチチブ・ウグイ・クサフグ・ボラ・アユ・アマゴ・ヒラテテナガエビ・ミナミテナガエビ・ヌマエビ・スジエビ・ケフサイソガニなど、多種多様な水生生物を観察することができました。
それでもやはりテナガエビ類は一番の人気者だなあ。カッコイイからしょうがない。生態特性からしても、河川環境の学習資源として、とても重要な生物だといえる。最後に、捕獲したすべての生きものをその場に再放流して完了。皆さん、お疲れさまでした。とても楽しい1日でしたね。