生態系管理演習

日本生態学会生態系管理演習

2018年度日本生態学会生態系管理演習を四万十川で開催しました。

日本生態学会生態系管理演習2018四万十川を開催しました。

2018 年度 日本生態学会生態系管理演習 社会の理解を拡げる共感力養成講座

地域の暮らしを支えるためには、豊かな自然を守り、時には再生して、次世代に伝えて いく必要があります。そのキーワードは「共感」。様々な人に理解を呼びかけ、多くの 協力を得て進めていくことが大切です。この講座では、自然再生事業や生物多様性保全 を進めてきた仕掛け人たちを講師に招き、経験知を余すところなく提供します。また、 四万十川流域をめぐり、暮らしの中にある保全と持続的活用について考えます。
ひとりひとりが考えた自然再生計画について、講師や参加者が一緒に意見交換しなが ら、ブラッシュアップしていく、ワークショップ形式の 2 日間連続の講習会です。

自然再生のホントのところ
社会に共感される提案書の作り方と事業を進める手がかり
暮らしを支える自然環境保全と持続的活用を考えるヒント
プロジェクトの問題点や解決策の整理方法

開催概要

月 日:2018年 7月 27日(金) 13:00-18:00・28日(土) 9:00-15:00
場 所:高知県 四万十川流域
会 場:西土佐環境文化センター四万十楽舎(四万十市西土佐中半 408-1)
対 象:生物多様性保全や自然再生に関わる学生、市民団体、企業,行政、研究者
定 員:初日のみ参加 5名 + 両日参加 20 名(先着順)
受講料:10,000 円(初日のみ参加は5,000円;宿泊費・旅費・食費は含まれません)
講 師:岡野隆宏(環境省 自然環境局)・山下慎吾(Sakanayama Lab.)・白川勝信(北広島町立芸北高原の自然館)・橋本佳延(兵庫県立人と自然の博物館
主 催:一般社団法人日本生態学会
協 力:環境省自然環境局・国土交通省中村河川国道事務所・Sakanayama Lab.・兵庫県立人と自然の博物館・北広島町立芸北高原の自然館

プログラム

あなたが後世に残したい豊かな自然を保全するためには、生物学の知識だけでは対処できない様々な課題を解決する必要があります。生態系の規模にかかわらず、保全に取り組む人たちは、必要な人材、物資、資金をどのように確保・運用するかに苦心し、手探りの状態でもがいています。これらの状況を乗り越えるために、課題の整理方法や、社会からの共感を呼び込むための技術を身につけて、生物多様性保全事業の必要性を社会と共有することで、保全活動をもう一歩前進させませんか?
講座では、保全・再生事業を成功に導くためのプロセスを知るとともに、社会提案に必要な情報整理・発信術をワークショップ形式で学びます。二日目は四万十川流域をめぐり、暮らしの中にある保全と持続的活用について考えます。

<7/27(金)> 座学

12:00 参加受付
13:00 開会挨拶および趣旨説明
13:20 講演 2演題・グループディスカッション・ひとり1分間プレゼン
17:50 事務連絡
19:00 懇親会

<7/28(土)> 現地見学

09:00 宿舎を出発(貸切バスで移動)
高知県西南域を流れる四万十川流域をめぐります。自然環境から持続的に糧を得る試み、洪水とのつきあいがわかる場所、自然再生現場など。キーパーソンから運営のポイントなどを解説いただきます。
15:00 現地解散

(*天候によっては内容変更や振り替えの可能性があります)

アクセス

高知自動車道 四万十町中央 I.C から車で 70 分(63 km) ルートマップ
松山自動車道 三間 I.C から車で 45 分(37 km)     ルートマップ
土佐くろしお鉄道 中村駅(11:32 着)から乗合せ

お申込み

申込み:個人情報の取り扱い方針にご同意いただき、こちらのページからお申込みください
期 限:7月22日(日)18:00まで(定員となった時点で受付を終了します)
シート:生物多様性事業に関するワークシートを事前に参加者全員に提供いたします。ご自身の現場の課題などをこのシートに記入し、事務局宛にメールにてお送りください。

個人情報の取り扱い

ご記入いただいた個人情報は,一般社団法人日本生態学会の「個人情報等の取り扱い方針(プライバシーポリシー)」に従って適切に取り扱います。
お預かりした個人情報は,本講習会の主催団体で参加者名簿として共有させていただき,本講習会のご連絡や当日の運営(緊急対応時など)を目的として利用させていただきます。
お預かりした個人情報は,法令等に基づく場合を除き,御本人の同意なく第三者には提供いたしません。

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